1500万の家
2013.11.08 Friday
造家工房スタンダードハウス「ビタミンハウス」
材料も搬入されいよいよ始動します。
1500万の家、このビタミンハウスに託された思いは。
お金をかけた暮らしに疑問を持ち贅沢ではなく自然な暮らしがしたい。
創られたエネルギーでの生活ではなく、自然から与えられたエネルギーを大切に使える方達に提案したい自然な家です。
「家は箱」 人が生活するためだけの箱、それ以外無駄なもの入らないのでは?
あまり家に欲望を詰め込みすぎるとどうしても工業製品に傾いてく。
自分達の周りはそんなものばかり、舗装してない道って見たことある?
だから家に帰ったときぐらい・・・
快適って何でしょう?何もしないで料理が出てくるのが快適なんでしょうか?
電気がなくても七輪で海のもの山のものあぶってその幸を分け合う、そんな暮らしが似合う家、
そんな家を造ってみたいというコンセプトから生まれた家です。
こんな家を造る職人達、昨今では珍しくなった昔ながらの徒弟制度によって育った大工達。
こうやって時間をかけて育てられた職人達は時間をかけることを苦にしません。
手作りの面白さ、大事さ。住まい手の生活をわが身のように思い一手間、二手間掛けてくれます。
竹の墨刺しで線を描き鍛冶屋が打った鑿で穴を掘るそんな一つ一つがシンプルで、心のこもった作業から柱一本一本が立てられ、
その骨格の間にどこでもある土を塗り付けてく、こんなシーンはちょんまげ結ってた時代から何にも変わっていません。
無理しない、飾らない、普段着のような・・・そんな家あってもいいでしょう?
自然な暮らしが似合うビタミンハウス、この箱の中で織りなすシーンは何故かセピア色で自分が子供だったころと重なってしまいます。
家の中は、懐かしい匂いがするんでしょうね
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